2017-01-01から1年間の記事一覧

『死屍累々の夜』 前川 裕 ※バックナンバー:20171224

今日はクリスマス・イブですね。クリスマスといえば、きよしこの夜。サ~イレンナ~イ♪ ホ~ウリィナ~イ♪そんでもって、そんな聖なる夜に読了したのが本作『死屍累々の夜』!韻でも踏んで乗り切ろうとしましたがちょっと無理ですね(-_-;)クリスマス・イブに…

『名前探しの放課後 (下)』 辻村 深月 ※バックナンバー:20171219

インターンイベントで出会った学生Iくん紹介の作品3つ目(5冊目)、最後の一冊です☆ 今回は下巻ということでもろもろすっ飛ばして結論先出し! "これ、読んだ方がいい!!!" ネタバレを避けるために詳述しませんが、いやー参った。参りました。青春小説…

『名前探しの放課後 (上)』 辻村 深月 ※バックナンバー:20171217

インターンイベントで出会った学生Iくん紹介の作品3つ目(4冊目)です☆ 都会からのいわゆる田舎暮らしの対象になるような地方の高校を舞台に、ある"謎"を中心として物語が展開される。ジャンルは学園ミステリ。主人公がタイムトラベル?タイムスリップ?…

『ぼくのメジャースプーン』 辻村 深月 ※バックナンバー:20171212

引き続きインターンイベントで出会った学生Iくんに紹介してもらった作品を☆ちなみに繰り返し言うてるインターンイベントは「フクシル」という会社さんのものです!とてもおもしろいイベントですよ(^^) 本書はいわゆる異能系と言えるかな。殺人ではないけど…

『子どもたちは夜と遊ぶ(下)』 辻村 深月 ※バックナンバー:20171206

前回に続けてインターンイベントで出会った学生Iくんに紹介してもらった作品。今回は上・下巻構成の長編ミステリの下巻です(^^) 上巻と下巻の半ばまでで散らされた謎をそれ以降で一気に回収していきます。テンポがグッと上がる。メインの謎自体は特に目新し…

『子どもたちは夜と遊ぶ(上)』 辻村 深月 ※バックナンバー:20171128

上・下巻構成の長編ミステリ。もちろん下巻からなんてエキセントリックなことはせずに上巻から。普段は2冊以上にわたる作品は避けているけど(読むのに時間がかかるからさ)本書は特別。なぜなら出会いが最高やったから。 本書との出会いはこう。先日仕事で…

『金持ちになる副業100選 サラリーマンを副業にする超副業術』 ノーマン・浦田 ※バックナンバー:20171120

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ ○『金持ちになる副業100選 サラリーマンを副業にする超副業術』 ノーマン・浦田 勉強中の副業について、各論から総論に戻る感じになっちゃうけど本書を手に取りました。内容は著者自身の副業歴の具体的な説明が中心なんですが、…

『10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア』 池田 大志 ※バックナンバー:20171107

ここ数ヶ月の間、顔や首周りの肌のカサカサとヒリヒリが続いています。皆さんご存知の通り美魔男を目指している私としては大問題。極めて遺憾であります。そんな話を雑談でボソッとしましたら、翌日同じ職場の女性が本書を持ってきて貸してくださいました!…

『グッド・コマーシャル』 西野 亮廣 ※バックナンバー:20171104

キングコング西野亮廣さんの"小説"。2010年(文庫は2013年)に刊行されており、そこらあたりは僕はちょうど読書お休み期間中。少し前まで存在を知りませんでした。西野さんの2冊のビジネス書には多大な影響を受けましたが、はたして小説の方はいかに。 ジャ…

『からくりがたり』 西澤 保彦 ※バックナンバー:20171031

本作はホラー風味のミステリの連作短編集です(^^) 同じ登場人物が繰り返し色んな話に出てくるので途中で誰が誰だかわからなくなりますf(^_^;行きつ戻りつ読むと大丈夫なんですけど、僕はあえてそうしない! 本作をミステリたらしめている"謎"は、犯人を暴い…

『乙霧村の七人』 伊岡 瞬 ※バックナンバー:20171026

なんでやろ。最近ホラーが読みたくてたまらんです。もしかして心がアレなんやろか。てことで本書です!著者の作品は『代償』『いつか、虹の向こうへ』に続いて三冊目。これまで読んだものはすべて感情を多方向に揺さぶられたので期待していたのですが…(逆接…

『どんな家庭でも生命保険料は月5000円だけ』 藤井 泰輔 ※バックナンバー:20171018

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ 続けて二回読みました☆ 『どんな家庭でも生命保険料は月5000円だけ』 藤井 泰輔 家計の収支改善シリーズ(?)から、今回は支出の中の民間保険料について深めてみました☆ 生命保険に個人年金、子らの学資保険に医療保険…。我が…

『亡者の家』 福澤 徹三 ※バックナンバー:20171013

秋なのでホラーが読みたいっす!(←論理破綻) てことでよさげなホラー小説を一冊。 231ページしかないのでサクッと読めます。ベースは消費者金融にまつわるお話なんですが、本書の主役は「家」と言っていいかな。冒頭の一文が「家に顔がある。」だもん。 ホ…

『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』 西野 亮廣 ※バックナンバー:20171006

本書はキングコング西野さんの2冊目のビジネス書です。テーマは「広告」。前著『魔法のコンパス』と同じく自己啓発本やスピリチュアル本とは異なる完全なるビジネス書。本書の内容はおそらく西野さんのフォロワーにとっては確認作業になると思います。でも…

『新感染 ファイナル・エクスプレス』 著・・・NEXT ENTERTAINMENT WORLD 訳・・・藤原 友代 ※バックナンバー:20171003

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ カンヌやカナダ、スペインの映画祭で絶賛され、世界No.1映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で96%もの支持を集めた韓国映画のノベライズです。日本では9月1日公開でしたが、今ではもうほとんど上映されてないでしょうね。 私の…

『プラージュ』 誉田 哲也 ※バックナンバー:20170928

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ 学びの夏ももう終わり。2ヶ月近くの間小説を読んでいないわけでもはや飢餓状態。私の身体の60兆個の細胞が物語を求めている!!!人間の細胞の数はホントは37兆個らしいがまぁそんなことはどうでもいい。とにかく私は物語が読…

『特区民泊で成功する!民泊のはじめ方』 新山 彰二 ※バックナンバー:20170922

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ ○『特区民泊で成功する!民泊のはじめ方』 新山 彰二 不動産投資からの民泊!この流れは鉄板でしょう。インバウンド需要により耳にすることも多い民泊。基本同じ意味のAirbnb(エアビーアンドビー)とかエアビーとかも聞いたこ…

『世界一やさしい不動産投資の教科書 1年生』 浅井 佐知子 ※バックナンバー:20170831

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ ○『世界一やさしい不動産投資の教科書 1年生』 浅井 佐知子 予告通り続けて不動産投資についての本☆タイトルの通り教科書色が強い内容になっています。その分勉強してる感じがしていいね♪ 前回は戸建て(空き家)の話が中心でし…

『一生モノの副業 この1冊でわかる大学講師のなり方』 石川和男+千葉善春 ※バックナンバー:20170822

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ ○『一生モノの副業 この1冊でわかる大学講師のなり方』 石川和男+千葉善春 「働く上での考え方」から「転職」にいって、お次は「副業」です☆いい流れでしょ♪ここらをいったりきたりでしょうが、そのうち「起業」ってのも出てく…

『一生、同じ会社で働きますか?』 山崎 元 ※バックナンバー:20170818

一冊前と同じく悩む友人の相談に乗るために読みました(´ω`)こちらの方がわかりやすいかなー。 著者は計12回の転職をした強者。一貫して求職者の立場で書かれているので、元人事部やコンサルタントが書くものとは違って求職者の内面についての描写が多いのが…

『転職に向いている人 転職してはいけない人』 黒田 真行 ※バックナンバー:20170811

悩む友人の相談に乗るために読みました(´ω`)今ある知識の確認とより深い知識の獲得が狙い!来週その娘に会う予定やから少しでも力になれたらと思いまして(^^)d 本書の内容は自分にとっては確認事項の方が多かったですが、おそらく採用に携わったことがなけ…

『多動力』 堀江 貴文 ※バックナンバー:20170808

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ 今度一緒にお仕事させていただく方の薦めがあり読んでみました☆そう、ホリエモン♪私と同世代なら誰もが知る時代の寵児だった人。ちなみに本書における「多動力」とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことと定義されて…

『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』 藤原 和博 ※バックナンバー:20170806

直近で読んだキングコング西野亮廣さんの著書『魔法のコンパス』の中で薦められていた本書。内容はタイトルそのまんま☆ ほんのひと握りのグローバル・スーパーエリート以外の大多数の人たちが生き抜くための極意は「100人に1人」のレアな人になること。その…

『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』 西野 亮廣 ※バックナンバー:20170802

-ドキドキしてる? 西野さんのこの問いに、今の私は「はい!」と答えることができない。「はい!」と答えられるようになりたい!これが本書を手にした理由です。以前から西野さんをフォローさせていただいてましたが、この人のことをもっと知ることが自分が…

『私に似た人』 貫井 徳郎 ※バックナンバー:20170729

よく読ませていただく貫井氏の作品。現代を生きる人々(特に若者)を取り巻く環境について、テロを共通項として紡がれる短編集。 私は作品内で取り上げられている世代ではないので、その境遇については実感がわきません。でも同じ時代を生きる以上、想像しな…

『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』 松岡 圭祐 ※バックナンバー:20170715

誰もが知る世界一の名探偵シャーロック・ホームズ!本作は、作者コナン・ドイルの創造した世界観やキャラクター造形を踏まえて新たな物語を生み出すパスティーシュ。そう、パスティーシュ。…すみません、正直初めて聞いた単語ですf(^_^;作風の模倣って意味な…

『ケモノの城』 誉田哲也 ※バックナンバー:20170627

※今回は警告も兼ねています。 実際にあった事件に触発されて書かれた小説。ジャンルはミステリー。ノンフィクションではないため、事実を説明するのではなく描写している。新聞ではなく小説になっていると言えばわかりやすいかな。 ここからが警告!本作は安…

『幻屍症 インビジブル』 周木 律 ※バックナンバー:20170623

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ ○『幻屍症 インビジブル』 周木 律 以前同じ著者のゾンビもの『不死症』を一気読みした私。同じく"症"ってついた作品なんでまた似たテイストを期待しちゃいます♪果たして。。 結論!自分はやっぱりゾンビものびいきなんだなー(^…

『○○○○○○○○殺人事件』 早坂 吝 ※バックナンバー:20170617

本作は《読者への挑戦状》というパートから始まる。その中で、私たち(読者)が本作を読みながら取り組むのは、犯人当てでも、トリック当てでも、動機当てでもなく、「タイトル当て」であると説明される。だからこんな変わったタイトルなわけ。しかも「本書の…

①『殺意の対談』 藤崎 翔/②『バイオハザード ヴェンデッタ』 深見 真 ※バックナンバー:20170611

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ ①『殺意の対談』 藤崎 翔 昨年読んだ『神様の裏の顔』の著者の長篇第二作。ほぼ全編が対談記事と対談中の人物の心の声という形式で進む逆転連発の超絶変化球ミステリ! ってことなんですが、個人的な感想としては"惜しい!"です…