『死屍累々の夜』 前川 裕 ※バックナンバー:20171224

今日はクリスマス・イブですね。クリスマスといえば、きよしこの夜。サ~イレンナ~イ♪ ホ~ウリィナ~イ♪そんでもって、そんな聖なる夜に読了したのが本作『死屍累々の夜』!韻でも踏んで乗り切ろうとしましたがちょっと無理ですね(-_-;)クリスマス・イブには極めて不適切な作品であることを本当に申し訳なく思っています。 すみません。

 

記録に入る前に、わずかな望みを胸に言葉の意味を調べてみました!響きがおどろおどろしいだけで、イメージとは違った意味があるかもしれませんしね。
「死屍累々」とは、数多くの死体が積み重なった様を指す、凄惨な状況を表す言葉である。
…ダメだ。リカバーできる気がしない。今回は特に内容には触れずにいきます!タイトルから察してくださいませ。


本作を記録する上で必ず触れなければならないのはその形式です。帯には「フェイク・ドキュメンタリー」と書かれているその形式。文章で表すと、あるジャーナリストが実際に起きた事件について調査・取材をし、それをもとに犯罪ノンフィクションを書き上げたという体の小説(フィクション)となります。

 

読んでいるうちにフィクションとノンフィクションの境界が曖昧になり、非道な事件の連続に目を背けたくなりながらもページをめくる手が止まらない!そんな展開を期待してたんですが…正直そこまで引き込まれなかったです。多分この形式と自分の相性がよくないんでしょう。事件記事を読んでるみたいに淡々と読み進めてしまいました。ん~ちょっと残念( ̄^ ̄)

 

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