『プラージュ』 誉田 哲也 ※バックナンバー:20170928
書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ
学びの夏ももう終わり。2ヶ月近くの間小説を読んでいないわけでもはや飢餓状態。私の身体の60兆個の細胞が物語を求めている!!!人間の細胞の数はホントは37兆個らしいがまぁそんなことはどうでもいい。とにかく私は物語が読みたいのだ。
てことで読みました☆本作は著書が映像化されることも多いヒットメーカー誉田氏の作品♪犯罪者が社会復帰してからを描いておりテーマは結構重め。ちょっとしたミステリ要素も入ってますがストーリーが理解しやすく読みやすい。ただ、構成上同じ人物の名前表記が漢字だったりカタカナだったりするし時間軸が前後したりするので、最初の方に登場人物を捉えることを意識して読み進めた方がいい。
「犯罪者」と聞くと自分とはまったく違う世界の人間だと思う。しかし、本当にそうだろうか。自分もいつその立場になるかわからない。境界なんてフワフワしたものでふとしたきっかけで簡単に越えてしまう。本書を読むとそんな風に感じさせられた。タイトルの『プラージュ』はそういったことを表現している。「プラージュ」とはフランス語で「○○」という意味。○○が何かは本書内でご確認ください☆
久しぶりの物語は飢餓状態だった私にスーッと染み入ってきました。やはり私の人生に物語は必要だ。
"NO STORY,NO LIFE."