『営繕かるかや怪異譚』小野 不由美(おの ふゆみ)
城下町にある古い家々にまつわる六つの怪異。建物の修繕を業とする"営繕かるかや"を営む青年が解決へと導く。その方法は怪異を祓うのではなく、うまく共存する術を提案すること。
やはり著者の作品は「ホラー」というより「怪談」という方がしっくりくる。
『えじきしょんを呼んではいけない』最東 対地(さいとう たいち)
突然現れた正体不明の怪物"えじきしょん"!追い付かれたら跡形もなく溶かされるぞ!逃げろ!って作品。洋物パニックホラーのような雰囲気でジャパニーズホラー特有の湿り気はほぼない。
現代ならではの恐怖。今20歳前後の人が最も撃ち込まれるか。