『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』 朱川 湊人(しゅかわ みなと)

書評じゃないよ記録だよ(^^ゞ

 

 

 今回は直木賞作家・朱川 湊人(しゅかわ みなと)さんの『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』!!!

 

【読むきっかけ(^^ゞ】

 僕はテレビのウルトラマンシリーズが空白の時代に子どもだった世代の人間なので、リアルタイムで見たウルトラマンはないのです。しかしながら、我が息子が2013年からテレビ放送が開始されたいわゆるニュージェネレーション期の途中から激ハマり!!親父として息子にちょこっといい格好するために頑張って勉強してたら僕もハマっちゃいました♪

 そんなこんなでウルトラ好きになったわけですが、本読みとしてはやっぱり活字でもその世界に触れてみたい!そんな風に思って探してみたところ、本作に辿り着きました(^.^)

 

【ネタバレなしの内容(^^ゞ】

 地球防衛組織であるCREW GUYS(クルー ガイズ)に研修隊員としてやってきたハルザキ カナタ。かつてカナタの父が乗船していた宇宙船が謎の飛行物体からの攻撃を受けて消息を絶っており、そのことをきっかけに心の病を患った母は今なお入院生活を余儀なくされている。カナタの願いはすべての異星人を地球から追い出すこと。ウルトラマンも例外ではない。だが、カナタの研修先であるCREW GUYSには、ウルトラマンメビウスでもあるヒビノ ミライ隊員が所属していた。

 直木賞作家・朱川 湊人が描く"もう一つの"ウルトラマンメビウス!!!

 

【感想(^^ゞ】

 本作は原作をただただ活字にしただけの単純なノベライズ本とは異なります!ウルトラマンって子ども向けの特撮でしょ?って考えは捨ててください!大きな間違いです!あくまでウルトラマンの世界観を崩すことなく、重厚な物語に仕上げられています。

という5つの物語が本作には収録されています。著者・朱川湊人氏はテレビシリーズの脚本も担当しており、『怪獣使いの遺産』、『無敵のママ』、『ひとりの楽園』はその脚本を再構成し深みを持たせたもの。個人的には『無敵のママ』が一番心を揺さぶられました!あと『幸福の王子』も泣いた泣いた(ToT)

 注意点としては、テレビシリーズ『ウルトラマンメビウス』を観ていないと、ちょっとだけ辛いかもしれません。予備知識なしにはこの世界観に入り込めない可能性あり。逆に、テレビシリーズを見ていて登場人物のイメージを持っていると、映像を思い浮かべながら読み進められるので思いっきり楽しめると思います!僕は『ウルトラマンメビウス』を全部は見ていないのですが、他のウルトラシリーズの知識がそれなりにあるので問題なく楽しめました! 

 ウルトラシリーズといえば怪獣、異星人ですよね♪本作には、『ウルトラセブン』に出てきた宇宙竜ナースの後継機ナーガ!『帰ってきたウルトラマン』に出てきた巨大魚怪獣ムルチの強化版ゾアムルチ!『ウルトラセブン』に出てきたシャプレー星人とギラドラス変異種アルビノ・ギラドラス!といった面々が登場します!!強敵揃いのこやつらとウルトラマンメビウスとのバトルは文章ではどのように描かれるのか!?ぜひともご自身の目でお確かめください!

 

【おすすめしたい人(^^ゞ】

 

【関連情報(^^ゞ】

 本作の元になっているのは、2006年から2007年にかけてTBS系列で放送されたテレビシリーズ『ウルトラマンメビウス』!!全50話のうち、本作に収録されている『怪獣使いの遺産』は第32話、『無敵のママ』は第39話、『ひとりの楽園』は第40話で描かれています!

 そして、ウルトラマンの最新テレビシリーズである『ウルトラマンR/B(ルーブ)』が、テレビ東京系にて7月7日から毎週土曜あさ9時放送スタート!!!平成では初!昭和を含めれば『ウルトラマンレオ』以来となる兄弟ウルトラマンが活躍する作品です♪もちろん僕も息子と一緒に見ます!!

 

「オレ色に染めあげろ!ルーブ!!」

 

m-78.jp

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました☆

今後もマイペースに更新していきますのでよければまたご覧ください(^ω^)

よろしくお願いします(^^ゞ


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